プロフェッショナルの道
施工管理
Nobutsugu Ochiai
落合 伸次
2023年4月 新卒入社
「日エレ」を選んだ高校時代の決断
就職に強い高校を選択しようと考えていたので、高校は工業高校の電気科を専攻していました。
「日エレ」は当時の担任の先生から紹介していただきました。
面接当時も面接官が和気あいあいとしていて、とても良い雰囲気でしたし、官公庁の案件が多く、
会社としての安定性も高いと感じました。
さらには3年間で学んだ電気の知識を役立てる事もでき、長く勤める場所としては最適ではないかと思い、志望を固めました。
入社後の“リアル”
工事を管轄する部署なので、もっと固いイメージがありました。
実際は部署間の垣根が低く、皆さんには飾らず、気取らず、ありのままに接していただけるので、
居心地が良い点は良い意味でギャップでした。
また、それ程ネガティブな話しでもないですが、施工管理は繁忙期になると書類作成や検査対応が一気に増え、残業にもなります。
平常時と繁忙期(2~3月)の差は大きいかもしれません。
現場代理人としての
多岐にわたる役割
郵便局(江戸川郵便局、銀座郵便局)の施工管理を担当しています。
8時45分始業ですが、現場の立ち会いがある日は、書類や必要なものを用意し現場へ行きます。
私達は現場代理人として、工事を円滑に進める立場になりますので、工事期間中は毎日出向き、
エレベーター設置時における搬入・搬出の立ち会い、物品の確認、業者からの要望対応、作業工程の確認、
状況確認など多岐に渡る仕事を担います。
工事期間は一般的な現場で1〜1.5ヶ月。
設置台数が多い現場では1〜2年かかることもありますし、乗用エレベーター、貨物エレベーターなど用途によっても変わってきますね。
トラブル対応と
「チームプレー」の重要性
物品の不足や、もろもろの事情で搬入したエレベーターが定位置に取り付けられないなどのトラブルもあります。
そうした場合、工場の設計部門に確認をし、早急に対応の可否を決めていきつつ、各業者へ的確な指示を出す必要があります。
施工管理は、工事が始まる前、工事が始まった後、完成した後の全行程において、
据付業者、設計発送、生産管理、品質保証、営業など多岐にわたる部署と連携しています。
極論、仕事をするのはやっぱり人間なので、良い仕事をする為には、チームプレーがとても重要だと感じています。
求められる「アドリブ力」と
「フットワーク力」
エレベーターの種類が多様で、トラブル対応にも様々な事例があります。
幅広い知識がなければ対応しきれない事が多く発生します。
また、案件によっても報告書のフォーマットが異なるので、過去の似ている事例を参考にしながら、
どのようにアウトプットしていくかを自分で考える必要もあります。
日々アドリブ力やフットワーク力が求められているように思いますし、そこは鍛えられている感じがします。
入社当時と比較すると、エレベーターの知識、部品の名前を含め、確実に知識が増えました。
目上の方やお客様との会話、メールの文章力もついてきました。
先輩方は多くの現場を経験され、知識が豊富で頼りになる方ばかりですが、私はまだ2年程度です。
現時点では半人前以下ですが、「日エレ」は“成長できる会社”だと思っているので、まだまだやるべき事があります。
最前線で感じる「特権」と
成長への課題
この仕事は、エレベーターの取り付けを間近で見る事ができ、顧客との接点が多く、
現場に密接に関わる事ができる点で魅力的です。
1つの物件の初めから終わりまで関わることで、終了時の達成感や、自身の成長を実感しやすく、
そこがやりがいにつながっていますし、この仕事の特権だと思っています。
社内・社外問わず、専門知識が豊富な方が多くいらっしゃるので、皆さんと仕事をしていると、私が想像ができない仕事も出てきたりします。
そのような環境でも、伝えるべき事を的確に伝えるコミュニケーション力が、
成長する上で一番の課題だと感じていますので、今はとにかく経験を積み、努力をするのみです。
「日エレ」はこんな人が向いている!
コミュニケーション能力が高く、パソコンにも強く、工事の知識もある人であれば
ご活躍間違いなしですが、そんな方とお会いする事は滅多にないかもしれません。
仕事は馴れるまで教えていきますし、後は自身の努力次第なので、
まずは自分から普通にコミュニケーションがとれる人であれば大丈夫です。