技術部
2023年入社藤原 涼介
エレベーター設計の舞台裏
技術部 技術課
RYOSUKE FUJIWARA
藤原 涼介
2023年4月 新卒入社
歩行ロボット開発で
深めた探求心
高校は普通科に通っておりましたが、工学全体に興味があったのですが、大学では工学部機械知能学科に入学し、
主にロボット工学、プログラミング、機械工学を学習していました。
研究室では、鳥獣(鳥、熊、シカ)を追い払うための歩行ロボットの研究を行っていて、その研究が面白く、4年間の学びをより深めるべく、
その後は大学院に進学をいたしました。
大学院では、四足歩行に近い歩き方のプログラミング学習を中心にやっていまして、
それをロボットに応用できないかと考えながら研究していました。
農地や坂道での運用を想定した上で、足場や重心の問題に取り組み、かなり難度の高い研究をやっていました。
信頼と安全を重視
就活ではエージェントを利用し、「日エレ」を紹介いただきました。
「日エレ」は歴史が長く、主に行政との取引実績が豊富で、長年のお付き合いがあることからも、信用できる会社だと感じました。
就活の軸として、信頼性と安全性を重視していたので、正に志望目的と合致していました。
また、面接官(部長、次長)が接しやすく、良い雰囲気を作っていただいたと思います。
社内の雰囲気が良く、安心して話せた点もポイント高かったです。
人の命を支える
エレベーター設計
技術部技術課で製品の設計と新規開発関係の仕事を担当しています。
設計部から受け取った図面をもとに、詳細設計を行う事が仕事ですが、法律に則り、
安全面を重視した設計において責任のある仕事です。
イメージで言うと、設計部が設計した骨組に、肉付けをして完成させていく感じに近いかもしれません。
法律の範囲内に収まるように、かごの部分や天井、つり合いおもりだったりを計算して作っています。
プログラミングは必要ないですが、どちらかというと緻密な計算が大事になってきます。
エレベーターは人の命に関わる構造物なので、速度が出た時にはどれぐらい安全が保たれるのかについても確認する必要がありますし、
品質においては最大限の注意を払っています。
入社2年が経過しましたが、200台弱のエレベーターを設計させていただきました。
特に最近は、過去に設置したエレベーターの更新期に入っていてかなり忙しく、おかげで様々な種類のエレベーターを見る事ができ、
知見が増えてきました。
改めて、エレベーターの設計は現場の状況や部位の組み合わせによって、多様なパターンがあり、
予想以上に複雑な仕事だと実感しています。
最近では開発関係や規模の大きい現場にも関わることになり、そこで、新しい技術や特殊な機材を導入する
challengingな案件に取り組ませていただき、大きな達成感を得る事ができました。
バランスの取れた
エンジニアライフ
毎年新卒が入ってくる部署なので、同年代がいることは心強いです。
緻密な仕事をしている関係上、部内は基本的に静かではありますが、皆で相談できる明るい雰囲気がある場所でもあるので、
バランスがとれているのかと感じます。
部では週1回の定例ミーティングがあり、そこで仕事の指示や業務の進捗確認などを行っています。
全社的には、比較的忙しい部署であると思いますが、残業は多くても30時間程度ですし、定時で帰る人が多いです。
私も土日はしっかり休めているので、趣味のサイクリングで埼玉県内の様々な場所を巡っています。
自転車でしか見る事ができない景色があるので、いつも楽しみながら出かけています。
最近はキャンプにも興味が出てきて、自転車で行ける場所があれば挑戦してみたいです。
「日エレ」はこんな人が向いている!
技術部で言えば、質問には真摯に対応していただけますし、やりやすい雰囲気はあると思います。
強いて言えば、設計職は根拠を持って説明する力が必要かもしれません。
上司にもどのような意図を持って設計したのかについて、論理的に説明ができると、その後の議論も発展しやすくなるので、
仕事が円滑に進む印象があります。
フィードバックにも素直に耳を傾ける事ができると、自分が成長します。
総合的に考えると、やはりコミュ二ケーションがきちんとできる人が一番良いですね。