学び続ける日々
保全営業
Kazuma Tsunomori
都野守 一真
2020年4月 新卒入社
「日エレ」の垂直統合型ビジネスへの信頼
2020年卒業で、コロナ渦で入社。大学の企業説明会で「日エレ」を知りました。
まずエレベーターが「当たり前に使えている」こと自体がすごい事なんだと感じ、興味を持ちました。
設計からメンテナンスに至る上流から下流までを一気通貫で対応している会社と、
保守・メンテナンスだけを専門にしている会社があると思いますが、製造メーカーとして一気通貫で対応できる点が強みだと感じ、
結果的に「日エレ」に決めました。
現場体験から顧客対応まで
入社1~2ヶ月間は、東京FCでメンテナンスの現場体験を行い、エレベーターの基本を学びました。
以降、5年間一貫して保全営業部で働いています。
新規もしくはリニューアルで新しく製造するエレベーターの契約を新設営業が締結してきますが、
私の仕事はその後の保守契約を締結する事が主になります。
主な顧客は官公庁になりますが、民間ビルオーナー、管理会社様もいらっしゃいます。
エレベーターの部品は、経年劣化の時期がある程度決まっているので、その時期に合わせた修繕計画の提案だったり、
保証内の様々なサービスに対応しています。
エレベーターの修繕や、メンテナンスはフィールドエンジニアが担っていますが、窓口は私達になりますので、
お客様/フィールドエンジニアとの連絡や、その後の報告書作成は全て行っています。
前例なき挑戦と
チームの成功
一昨年前ですが、冷凍倉庫への変更に伴い、大規模工事を控えている企業の案件を担当しました。
床が30cm高くなる事により、エレベーターの着床位置も変更する必要がありました。
エレベーター周りの枠も全て取り外して新しいものに交換しました。
設置にあたっては、開口部分を30センチ上に広げる工事や、エレベーターの昇降路内にある鉄骨の位置変更もしなければいけないなど、
建物側の工事も必要になり、多くの業者を巻き込んだ大規模工事となりました。
多くの専門家が集い、皆さんから知恵を借りなければ成功しない、正にチーム力が問われる案件でした。
「日エレ」の長い歴史においても、前例のない珍しい取り組みであり、とても貴重な体験をさせていただきました。
インプットへの挑戦と
後輩育成の新たな視点
入社当時、部品名やエレベーターの知識がない中で、お客様への説明は想像以上に難しかったです。
そもそも経営学部出身でもあり、電気・機械系の知識もありませんので、とても苦労した事を覚えています。
よく見積に出てくる部品については大概覚えましたが、部品の種類は数え切れないほどあり、突発的にわからない事が出てきます。
入社して5年経ちましたが、とにかく勉強の毎日です。
最近は後輩育成にも携わっているのですが、自分が質問していた立場から逆の立場にシフトし、ある意味緊張感を覚えています。
教える立場になった事で自分で考える必要性を以前にも増して実感するようになりました。
裁量が生む大きなやりがい
3年目から埼玉県と東京23区の一部エリアの担当になり、300〜400台のエレベーターを受け持つ事になりました。
担当エリアの全ての事象に対応し、見積もりや修繕、補償対応など一通り自分で考えて行う事ができ、
裁量と責任を持ちながら仕事ができる点は大きなやりがいだと感じます。
良好な人間関係と
ワークライフバランス
年末の忘年会や新入社員歓迎会はもちろんですが、保全営業部では年1回の部門旅行も実施しており、
コミュ二ケーションが良好な部門だと思っています。
専門性の高い職業柄、どうしても先輩を頼らなければいけないケースが出てきますが、親切に指導をしていただけますし、
大きな問題を感じた事はなく、そこが5年間続けてこれた要因にもなっていると思います。
経験を積むにつれ、残業は減少していて、現在は繁忙期以外は定時近くで帰れていますから
仕事とプライベートもしっかり両立できています。
仕事は充実していますが、プライベートも大切にしたいと考えているので、友人との外出や旅行も楽しんでいますし、
家事を手伝う時間も持てています。
「日エレ」はこんな人が向いている!
保全営業部に限って言えばですが、色々な部署と連携をとる必要がありますし、
修繕工事における内容についてもお客様への説明責任があります。
その意味では、コミュニケーションが苦手な人には向いていない可能性がありますね。
回りの先輩がフォローしてくださるので、自分から質問ができるタイプの人であれば機械や電気の知識がなくても全く問題ないと思います。