コミュニケーションで築く
新設営業
TAKAHIRO USAMI
宇佐美 喬大
2019年4月 新卒入社
日エレの歴史と専門性に
入社を決意
「日エレ」との出会いは、大学の合同説明会にたまたま参加していて、そこで知ったのがきっかけです。
エレベーター業界の安定性や、色々なデザインをお客様先によって考えながら提案できるところに魅力を感じ、応募させていただきました。
就活では業界の安定性も重視していて、他にもシャッター業界や和菓子の製造機器メーカーを受けていましたが、
「日エレ」は歴史のある企業だけにノウハウが豊富であること、エレベーターの専業メーカーであることが決め手となり、
入社を決意しました。
実は、私が入社する直前で「日エレ」はグッドデザイン賞を受賞しており、エレベーターのデザインが刷新されました。
受賞した企業を対象とし、展示会が開催されたのですが、そちらの招待状をいただいて見に行った覚えがあります。
多岐にわたるエレベーター営業の役割
配属当初は色々な現場に同行させていただきました。
設計事務所、官公庁、建築業者が中心でしたが、多くの打ち合わせに参加し、学びの多い日々でした。
入社から4ヶ月後(7~8月頃)から3つの新築工事現場を担当する事になり、建築、電気、設備、設計監理、
施主様で週1回の定例会議を行っていました。
新規の受注においては、設計事務所や建設会社からご紹介いただけるケースと、官公庁案件のように入札によって落札するケースがあります。
お客様のニーズを基に図面を描き、エレベーターをどこに設置するのか、実際どのような形で付けるのかなど、
詳細を詰めていきますので当然打ち合わせが多くなります。
エレベーターの主要装置の耐用年数は概ね20年とされており、老朽化したエレベーターは部分改修ではなく、
全体リニューアルが推奨されますので、新規エレベーターにおける提案活動も私達の仕事になります。
私の場合は、官公庁物件が8割を占めていますが、もちろん民間案件も担当します。
国産の安全性と
ワークライフバランス
「日エレ」の強みはなんといっても純国産品で製造しているところだと思います。
海外製品を利用せずとにかく安全性を重視しているので、品質としては充分担保されているはずです。
「日エレ」の強みはなんといっても国内で製造しているところだと思います。
「日エレ」は品質に対する意識の高さ、丁寧なものづくりに定評があり、私達も自信を持って製品を提供しています。
日本製の良さは、高品質で耐久性の高いところだと評価されますが、国産性にこだわる理由は、
ものづくりにこだわりを持つ「日エレ」の文化が影響しています。
あと、これは働き方の側面になるかもしれませんが、比較的残業が少なくしっかり休む事もできますので、
onとoffのめりはりがつきますね。
専門性が求められる営業
営業という職業なので、入社前は飛び込み営業やお客様からの入電も多いのではないかと思っていましたが、
実際にお付き合いさせていただく方は個人客の施主様というよりも、建築業者、設計事務所といった法人企業が多いため、
BtoBビジネスをやっている感覚になりました。
ここはギャップがありましたね。
また、建築基準法を含め、何かと専門的な知識が求められる仕事です。
設計図を読み取る力が多少たりともないと、エレベーターが収まるかどうか、配線をどこから持ってくるのか、
そういった技術的な話しも進められないので、営業とは言え、機械・電気系の専門性が求められる仕事だと思います。
建築基準法との関係
仕事柄、建築基準法の知識はもちろん必要です。
私の場合、線が引かれた図面だけではイメージができないので、とにかくエレベーター設置現場に足を運んで、
建築業者、設計事務所と率直なコミュニケーションを取りながら、全体の流れを理解するよう心掛けていました。
現場を確認した上で、改めて建築基準法に照らし合わせながら、なぜそうなっているのかについて振り返ってみると、
より理解が深まります。
プロとの対話で培った自信
入社当初と比較すると、物おじしなくなりました。
日常的に、その道のプロフェッショナルの方と仕事を進めなければなりませんが、私の理解レベルが浅いので緊張もしますし、
思うようにコミュ二ケーションができないと思う事ばかりで当初は焦りました。
今は明確に質問ができるようになりましたし、以前のような不安感よりも、「これから皆でこのエレベーターを作っていくんだ!」
という気兼ねを持って仕事ができるようになりましたので、少しは成長したのかもしれません。
以前にも増して、より前向きに仕事に取り組む事ができるようになったと思います。
強化すべき全体視点
打ち合わせの中で、顧客は何を求めて何が必要なのかを早いタイミングで把握し、
その上で、どのように社内へ展開をすればよりスムーズに仕事を進めることができるのか、
全体のプロセス設計において、努力を要するところだと思っています。
先輩社員は顧客の潜在的なニーズやその先の課題までを把握する力に長けていて、内容を咀嚼した上で情報共有を行い、
様々な部署と綿密に連携しながら対応しているように思います。
設計面だけではなく、工期、保守メンテナンス、将来的なリスクに至るまで、全体を俯瞰したスピーディーな対応ができる点で、
私はまだまだ未熟だと感じます。
「日エレ」はこんな人が向いている!
こつこつと真面目に取り組むことが得意な人は向いてるといます。
冷静に状況を把握し、適切な対応ができるメンタルの強さももちろん大切ですが、営業は会社の顔になります。
やはり人当たりが良い人が一番です。